【いっちゃんの成長記一記事目】陽性確認

産まれる準備・出産

記念すべきいっちゃんの成長記一記事目になります

どこから始めたものか少しだけ迷いました

一般的な育児ブログだと出産からのものが多いかもしれません

私がこの日からスタートする理由は一つです

いっちゃんに会える日を漠然と楽しみにしてた日々から

いっちゃんの成長を楽しみにしつつも

想像すらしていなかったくらいに心配になる日々のスタートへと切り替わった日だからです

2016年6月

私ハピ平39歳、三十代最後の年でございます

その日妻はとても緊張していました

待ち望んではいましたが結果を聞くのが怖い

判定日だったからです

パパとママのこれまで

いっちゃんの話を始めるにあたり

ほんの少しだけ私達夫婦の紹介もさせて下さい

二人は田舎産まれ田舎育ちでした

出会いはそんな田舎で私がちょっと遠回りした専門学生の時

年は21歳くらいだったでしょうか?

出会って一年くらいで交際スタート(こまかいところは省かせていただきます、需要があればまたいつの日か(笑))

交際1年くらいで卒業就職という事になり、その就職先が東京でした

上京願望のあった妻も一緒に行くことになったのでお互いの親にも挨拶もすませて行きました

そのお陰で上京して一年くらいで入籍を決めた時もわりとスムーズに進みました

私が24歳くらいだったと思います

年齢的にも子供は急いではなかった気がします

ながれまかせでした

何年か遊んでくると東京にでてきたのですが

思いのほか居心地がよく、人にも恵まれ決心を先延ばしにしていたら

干支が一周していました

そして34歳の秋に背中を押される出来事もあり福岡に引っ越しました

東京後半の時に子供は九州に戻ってと話になっていたのですが

しばらくは相変わらずのながれまかせでした

1年ほどしてようやく決心して本格的に妊活を始めました

結婚から長い長い年月を経ての随分遅い決断にはなりましたが

それでも二人で決めてしっかり歩き始めました

期間としては3年くらいですが

私にとっても妻にとっても、とても長い時間でした

具体的な内容というより

人は誰しも歴史があって私達二人も長い時間を経てここまで辿り着いたという事を伝えたく寄り道しました

今日は判定日

妻の証言をもとに書かせていただきます

先に結果報告

結果は陽性だったことを先にお伝えしておきます

途中に心配させる内容も含みますが安心してお読みください

妻の状態(本人談)

緊張しすぎて

何を食べても味しない

何も聞いてない、字が読めない待ち時間に本を読んではみるが頭に入ってこない

すべてが上の空

一昨日生理前のような腰痛がありやばい予感

体温は気にしないでと言われていたのに

がくっと下がってやさぐれていた

基礎体温

がくっと下がったとはいったい何度くらいのことかと質問したところ

何度という数字ではないらしい

たぶんなんとなくの感覚くらいの違いなのだろう

数字ではなくグラフのビジュアルで見ると下降の角度に焦ってしまうらしい

妊活中の心理は繊細だと感じました

体温ってそんなに大事なんだと男にはわからない事を少しだけしれました

高いと喜ぶが低いと怖い

なので途中で低くなりそうか確認してそうなりそうだったら計測をやめてしまうというなんとも荒業

具体的には

妊活中の体温測定とは正確に行うため

動いて体温が上昇しないよう口にくわえじっとして行う

予測式の結果が早いものもありますが当時使っていたものは実測式の5~6分かかるものでした

その状態で口にくわえたままの体温計の液晶を目視

そして四桁表示の下二桁の上がるスピードで結果を予測

早い段階で迅速に判断し低そうなら計測中止

気持ちはわかりますが

測る意味がどこかに・・・・

しかし!!そうやって戦ってきたんですね

妊娠判定について

フライングは怖くてしていなかったとのことでした

フライングとは妊娠検査薬のことで

病院での正式な検査があるにも関わらず先に自分で検査してしまうものとのこと

まさにフライングですね

この気持ちは男ですがちょっとわかる気がしました

一昔前連絡が来るはずの頃合いに来ないと

ひたすらメールのセンター問い合わせをしてたタイプなので!!

年ばれますね(笑)

中には何度も検査する方もいるようです

いよいよ結果発表

私も一緒にうかがいました

当時の神頼み報告

木村さんの画像、鶴瓶さんの画像、飼ってた猫ちゃんワンちゃんの画像、みなさんの妊活ブログ、お母さんのお守り、竈門神社のお守り、子宝Tシャツ

それらを腹巻のポケットに(画像はスマホ、Tシャツは着てますが)

願いを込めてか子供の名前を手帳に

女の子の名前を書いた瞬間呼ばれました

診察室じゃない部屋に呼ばれました

心の中は『無理!!』の二文字

先生が最初に言ったのは

「診察室があいてなくてごめんなさいね」

ホッ・・・・

そして

小声で・・・・・

「おめでとうございます」

当時の妻はこう綴っています

『震えた』

えっそんだけ?(笑)

意外と感想はシンプルでした

こうして、今はただ嬉しいですがこれから心配の形がまたあらたに変わり

いっちゃんとママが始まっていくのでした

追記

当時妻が書いていたブログの友達がコメントにて

陽性の報告に思わず『わ~っ!』って叫んで

隣にいた旦那さんに何?どうした?と言われたエピソードも聞けました

『おめでとうございます私も続きます』と続いていたそうです

その後どうされているのでしょうね

私では支えきれていなかった妊活中の女性の複雑で繊細な心理状態であった妻とともに頑張られていた同士の方々に感謝するとともに

幸せな出会いが訪れていることを心より願っています

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